長年の人材コンサルタントとしての活動により、多くの企業の採用課題を取扱ってきました。当社コンサルタントは企業への人材ニーズ開拓の業務では三十年のキャリアがあります。 企業の中身やその採用ニーズを深く掘り下げて転職者の方に詳しく提示できることにかけては誰にも負けない自信があります。
企業ニーズは企業により、またその時の状況により様々です。ある企業で管理部門の管理職の求人がありました。ご応募いただいた方の中で有名校出身で関西を代表する大手企業の出身の方がいらっしゃいましたが、うまくいきませんでした。専門性が高すぎたのです。中堅、中小ではフィールドの広さが求められます。広く、浅くてもいい。何でもこなせる融通性、分からないことがあっても勉強すれば身につく適応性が必要となります。
面談の中で転職者の方のアピールポイントや課題等を十分理解し、応募して選考に通過して頂けるよう、詳細なアドバイスをしています。履歴書の訂正や面接対策なども徹底して行います。転職活動の中でスキルの高さ、経験の豊富さは当然、大きなポイントになります。
しかし、能力だけでは決まらないのも転職の難しさです。当社が活動する関西ではオーナー企業が多く、いい意味でも悪い意味でもオーナーの意向や経営方針が会社の色を決めてしまうことがあり、会社を見る上で重要です。
要は相性の問題です。会社に対する考え方や仕事に対する考え方、当然、経営者についての評価など、この相性が合わないと、優秀な転職者でもなかなか決まらないことが多いです。逆もあります。当社との面談の中ではやや厳しい評価をしていた応募者の方がとんとん拍子で面接を突破、社長からの評価も高く、一発で決まったこともあります。
設立以来十数年にわたって多くの企業をクライアントとして開拓してきました。業界も規模も様々ですが、長年にわたって築いてきたパイプをいかして当社独自の優良な募集案件を開拓しています。
世はランキング真っ盛り。人気企業ランキングもあれば最近はブラック企業ランキングもあります。「ホワイト」か「ブラック」かを見極めることは難しいです。仮にブラックとしても転職先として不向きかといえばそうでもありません。ブラックであるがゆえにホワイト目指して待遇改善や、コンプライアンスに力を入れており、その必要性に伴う人材を積極的に募集しているケースもあります。
反対に、世間でよく知られた企業でも業績が悪くなったとたん、社内がギスギスして雰囲気が悪くなり、優秀な人材が外部流出、その穴埋めに人材募集に走るケースもあります。コンサルタントとしてしっかり、企業情報、採用情報を把握し優良な募集案件を開拓することを心がけています。